花束みたいな恋をした @neo

3.5
花束みたいな恋をした @neoアイキャッチ画像

こんにちは、neoです!

菅田将暉さんと有村架純さんが主演を務める2021年1月29日公開の恋愛映画「花束みたいな恋をした」を劇場で観てきました。
公開から約1ヶ月で興行収入が22億円を突破しているヒット作です!

花束みたいな恋をした ポストカード
劇場でもらったポストカード
映画『花束みたいな恋をした』140秒予告【2021年1月29日(金)公開】

あらすじはざっくり言えば男女カップルの5年間のお話です(本当にざっくり)。

ではさっそく感想にいきたいと思いまーす!

※※以下ネタバレ※※

まず観終わってすぐの感想は「爽やかだけどリアルに感じられるところが多くて生々しさもある恋愛映画だったなぁ」です。

2人の出会い、付き合い始めるまで~のところは正直偶然が重なりすぎているというか、こんなに合う人と出会う確率って何パーセントよ?と思いました(笑)

趣味や考え方、持ち物まで一緒って…まるでツインレイみたい。(ツインレイ…自分の鏡を見ているような存在・魂の双子みたいな意味。スピリチュアルな考え方だけどロマンチックでわりと好きです。詳しくはググってみてね)

話が逸れましたが、そこまでぴったり合う人間に出会ってしまったらそりゃ光の速さで恋に落ちるし付き合うよな~て感じで。

社会人経験もそこそこ長くなってきていろんな現実を見てきた20代後半のneoとしては、多少非現実的なところも感じつつも、最初の3日間2人でずっとベッドで過ごして4日目はバイトだから家に帰る~の流れなんかもう「うわぁナニコレ楽しすぎるやつぅ!」とニヤニヤしながら見ちゃいましたね、はい。

こんなに合う人と出会って付き合って最高に楽しくて。しかも最初だけじゃなく2年間ずっと楽しいが続いたから、これからも永遠に2人で楽しくやっていけるんだってお互い信じ切っていた。

だからこそ、だんだんと関係がすれ違っていく様子がすごく切なくてリアルでした。

きっかけは麦くんの就職。楽しいだけじゃ生きていけない、生活のためにはお金を稼がなくではいけない。絵の仕事に一旦区切りをつけての就職活動でした。

絹ちゃんの両親の言葉、絵の仕事で食べていくむずかしさ、そして仲の良い先輩が彼女を銀座で働かせて(名言はされていませんがおそらく水商売)、自分は夢を追っている状態(ヒモ)であることを知るなど、様々な出来事が重なった麦くん。学生を終えて初めて現実の厳しさと直面して、必死に内定を勝ち取りました。

ただ、麦くんは絹ちゃんに就活を始める理由に、上記の3つは挙げませんでした。周りが変化していくのを感じたから、自分も変化しなきゃというような理由を伝えたのです。たしかにそれも考えの中にあったのかもしれないけど、もしここで本当のことを言っていたら少しでも未来は違ったのかなぁと思いました。

就職してからの麦くんは、とにかく仕事に追われる毎日です。17時には帰れる会社だと思っていたのに、営業部に配属されて残業残業残業…。前職がブラック会社で営業の闇を目の当たりにしてきたneoは、もう営業部に配属って時点でオワタって思いましたね。

一方、医療事務としてしっかり働きつつも自分の時間もきちんと取れた生活を送る絹ちゃん。好きな本はもちろん読むし、好きな映画も舞台もたくさん観たい。そりゃそうですよね、趣味は絹ちゃんにとっての生きがいなのですから。

麦くんもかつてはそうだったけど、気づけば仕事第一の仕事人間に。デートの約束よりも仕事。チケットをとって楽しみにしていた舞台ってことは前々から日程は決まっていたはずなのに、出張(しかも前乗り)だからと断ったりして。
そりゃずっと麦くんの仕事を応援していた絹ちゃんもため息のひとつくらいつきたくなるってもの。
すると麦くんは「じゃあキャンセルして舞台いくよ」。絹ちゃんは「『じゃあ』なら行きたくない」と言います。んで喧嘩に。

これ本当に共感しすぎて!!映画館だったからさすがに黙っていたけど「ほんとそれな!!!!じゃあって言われたら、そんな嫌々されるんならしないほうがマシってことが何でわからんのか!」と叫びたいくらいでした。

最初は些細な積み重ねだったのが、いつの間にか会話もなくなり性生活もなくなり、埋められない溝ができていく。友人の結婚式の帰りに寄ったファミレスで別れ話になります。

お互いに別れようって決めていたのに、いざ話し始めると、やっぱりやり直したい…というかまだやり直せるんじゃないか、良い未来にできるんじゃないかと信じたい麦くん。
もう無理だと認めていて、麦くんにプロポーズされても別れる決心を変えない絹ちゃん。あー男女ってたしかにこうだよなーと思いながら観てました(実際はそんな冷めたトーンではなく涙ぐんで観てましたよ(笑))。

そのとき、2人の後ろの席で初々しい大学生男女が、まるで出会ったころの2人のような会話を繰り広げます。そのやりとりを聞いているうちに麦くんと絹ちゃんは涙が止まらなくなります。

初期の楽しかった戻れない日々を思い出して苦しくなる以外に、私の解釈としては、こんな偶然は自分たちだけだって思っていたけど現実世界ではわりとありがちな出来事だった、誰しも始まりは奇跡のように感じるけどありふれた恋、ありふれた終わりということを物語っているようにも見えました。

結局2人は別れるのですが、幸せな恋だったからこそ嫌な記憶ではなくちゃんと向き合って前に進む…というような爽やかなエンディングでした。(ただし完全に前を向いたのは絹ちゃんで、麦くんはなんだかんだ未練ありそうな感じでした)

全体を通して恋愛ってナマモノで刹那的なものということを伝える作品だったと思います。
どんなに好き合っていても愛に昇華させること(結婚)ができるケースは本当に僅かしかないということも。

個人的に邦画の恋愛もので好きな作品ってあまりなくて。余韻を持たせているのかもしれないけどスカスカに感じてしまう。でもこの「花束みたいな恋をした」は始めから終わりまで密度が濃くておもしろかったです。

役者さんに関しては、有村架純はただひたすらにかわいかった。アップに耐えられる顔面って良いなぁ。
菅田将暉はもうすべてがナチュラルというか、最初のサブカル男子学生なとこも就職してサラリーマン全開なとこも何も違和感なしで、役に溶け込む天才だと改めて思いました。あと鼻筋がきれい(笑)

あと記事を書きながらインスパイアソングであるAwesome City Clubの「勿忘」を聴いてたんですが、ドハマりしました。
メロディーや声がおしゃれで切なげで映画にぴったりすぎる。特に女の人の声が可愛くて好み。ということでMVをペタリ。

Awesome City Club / 勿忘 (MUSIC VIDEO)

ていうかこの女性、ウエイトレス役で出演してたんですね!全然知らなかった。

neroとはいつも洋画かアニメ映画ばかり観てるんですが、これからは邦画も観てみようかって話したのでまた観たら更新します!

最後に、neroの感想はこちら。

完全に絹ちゃんに感情移入していたneoと違って、やはり男だからか麦くんに共感していたようで、男女の違いを感じられておもしろいのでぜひ♪

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